ある日のマリーナでの出来事です。
お客さんがジェットの調子が悪いとのことでジェットを揚げ、確認してみました。
症状は海上で吹け上がらず40キロくらいしか出ない。エンジンの振動が気になる。
ポンプ回りを確認。ペラには異常なし。ポンプ異物なし。
プラグを交換、症状変わらず。
圧縮を図っても問題なし。
エンジンを掛けていろいろ試しているとメーターに警告がでました。
PC診断をして確認したところイグニッションコイルと出ていました。
もう一度プラグを確認。
プラグの1.4番は綺麗な状態。2.3番は先端が真っ黒。1.4番には火が飛んでない?
カワサキはイグニッションコイルが1.4番、2.3番と一体になっており、コイル本体とコードが別々になります。
ということは、1.4番のイグニッションコイル本体が怪しい。
テスト用のものに付け替えてエンジン始動。、、、
元気よく吹け上がりました!
原因は塩害でしょうか。
イグニッションコイル本体に塩がたまってしまっています。
エンジンルームをしっかりソルトアウェイで洗い、ラスペネで防錆してあげましょう!
ツーリングの季節に変わり、まだまだジェットに乗る機会はたくさんあると思いますが、
急なトラブルを回避するためにメンテナンスや定期的な消耗品の交換は必ずしましょうね。
故障かな、と気になる場合もご相談ください。
早期発見があなたのジェットを救いますよ!
ネオスポーツのイベントツーリングも開催されますので是非ご参加くださいね!
WESTLAGOON榊原