地味に麦茶ブームが来てます、マリーナのyuuです。
お盆が終わりましたね・・・
まだまだシーズン真っ只中ですが、事故やトラブルは絶対に避けたいですよね。
夏のジェットのトラブルといえば、「吸い込み」
もはや風物詩になっているような・・・
石や砂、ロープ、ごみなどの異物です。
ジェットの下部・インテークゲートから水を吸い込むわけですが、インテークゲート付近に異物があれば勢いよく水と一緒に吸い上げていき、プロペラへ運ばれます。
1、前進時 2、リバース時
※リバースはプロペラが逆回転すると思われがちですが違います!水の流れを変えて後進してます。
吸い込んでしまったものがロープの場合、
動力を伝えるドライブシャフトにぐるぐる巻きに・・・
アンカーごとロープを吸ってしまうとインテークゲート付近でアンカーが暴れます・・・
暴れた結果、インテークゲートが折れてしまうことがあります。
当たり所が悪いと塗装がかけてしまうことだってあります。
石やごみならプロペラへ流れ、隙間に挟まってプロペラが回らなくなりエンジン不動に・・・
石の引っかかりはエンジンの力ではビクともしません。むしろ部品破損などで悪化させてしまいます・・・
この場合はとにかく部品をバラしてきれいに除去するのが一番の安全策です。
エンジンが掛からなくなってしまってもマリーナ付近なら自力で着岸、またはすぐに誰かが救助できますが、ちょっと離れた沖や島だったら救助がくるまで漂流してしまいます・・・
そんなトラブルを避けるためには、
浅瀬でエンジンをかけない。
吸水口に石や砂を近づけない、ジェットを沖へ押しながら乗り込みなるべく深いところでエンジンをかけましょう!
トーイングは必ず補助を付け、ロープの見張りをしてもらう。
どんなに慣れた人でもやるときはやってしまいます。
少しでもリスクを減らすために補助を付け、細心の注意を払いながらトーイングしましょう!
ごみが多い日は海面を見ながら走行する。
ごみはどこにあるかわかりません・・・運みたいなところがありますが、とにかく気を付けましょう・・・
比較的に、雨や台風のあとはごみが多い傾向にある気がします。
今回の台風でもゴミが多く吸い込み事例がありました・・・3センチほどの木片です。
とにかく、気を付けて運転する。
車でもよく聞く、かもしれない運転ですね。
そうすれば未然に防げることはたくさんあるはずです。
あとは1艇で遠くに行かず、なるべく複数艇で出かけるようにしましょう。
マリーナや緊急の連絡先も登録を忘れずに!
堅苦しい内容になってしまいましたが、残りの夏、苦い思い出にならないように安全に!
ルール・マナーを守って楽しく遊びましょう!
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yuu